白書資料


高齢化社会白書(平成9年度)あらまし

<概説>高齢社会の動向
<第1節>人口高齢化の動向
1,高齢社会になった日本
いまや我が国の65歳以上の高齢者は1千9百2万人、総人口の15.1%を占める

2,高齢化の推移
1995年 14.6%から2015年に25.2%まで急増し
2030年に28.0%に達するその後2050年に32.3%
とピークになる予測である。
高齢者数は1995年の1千9百28万人から2021年の3千3百37万人へと
約1.8倍にまで増加する。
生産年齢人口(15−64歳)の総人口に占める割合は、1995年の69.5%
から2021年の59.4%まで減少つづける。
生産年齢人口は、1995年の8千7百26万人が2020年には7千3百81万
人へと大きく減少する。これまでは高齢化が進んでも生産年齢人口は増加して
いたが、今後は生産年齢人口が減り、高齢者人口が増大する

高齢化に関する国民意識
<第8節>高齢者と生活環境
高齢者が居住地域に感じる問題点について「高齢者の生活と意識に関する国際
比較調査」(総務庁)でみると
1・医院や病院への通院に不便 22.9%
2・日常の買い物に不便 20.6%
3・水害、地震など自然災害が心配 20.2%

以上の事を私たちは最重要と考えてゆかねばならないでしょう。

利益中心の活性化等計画から生活環境を第一に考えてゆくのが「優しさ」でしょう。



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